施設のご紹介
Introduction
奏楽堂であり、
美術館であり、
なにより、寺院である
1300万人が住む巨大都市東京、そのなかほどに誕生したささやかな仏教寺院。参道から境内に入ると、正面に佇むしだれ桜の奥に、優しいさざ波をたてる川が流れます。睡蓮の浮かぶ川は結界を表し、そこに架かる橋は此岸から彼岸への道。堂内へ入ると右手には滝が流れ落ち、穏やかな自然の光が差し込むエントランスホールが広がります。
納骨堂は地下にあり、3階には貴重な仏教美術の数々を展示したギャラリースペース。本堂がある4階から6階にかけては、吹き抜けの大空間「空ノ間」(鳩摩羅什 三蔵法師記念館)や、「黒書院」「白書院」といった茶室なども用意され、法要のみならず講演会や演奏会も催されます。
人々の交流を助け、文化芸術を発信する―そんな仏教寺院本来の姿を示す場所として、私たちは多くの方々に、当寺院をご活用いただければと考えています。