白蓮華堂便り

Column

2016.09.23

[終活WEBセミナー]
新しいお墓のカタチ、納骨堂を知っていますか?

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近年、注目が集まる「納骨堂」とは?

遺骨の収蔵方法は、基本的に、
①墓地に埋葬する
②遺灰を海などにまく
③屋内の施設で保管する
のいずれかとなります。

このうち、近年、注目を集めているのが③の「屋内の施設で保管する」といった方法です。屋内の遺骨保管施設は「納骨堂」または「納骨殿」「霊堂」などと呼ばれます。納骨堂は、もともとは遺骨を一時的に保管する場所でした。しかし、現在では、お墓と同じように長きにわたり安置する場所へと変わりつつあります。

知っておきたい納骨堂のメリット&デメリット

納骨堂には次のようなメリット、デメリットがあります。各メリット、デメリットは施設によって異なりますので、納骨堂を検討している人は、実際に足を運んで確認することをおすすめします。なお、当院はJR新宿駅南口から徒歩3分の場所にあり、永代使用できるプラン、管理費不要なプランなどをご用意しています。

<納骨堂のメリット>
・永代にわたり供養してもらえる
・屋内にあるので、お墓のように掃除や草むしりの手間がかからない
・冷暖房が完備されている施設が多く、快適にお参りできる
・バリアフリーの施設も多く、高齢者でも気軽にお参りできる
・駅近などアクセスがよい施設が多い
・墓石を購入する必要がないので、お墓を新たに建てるよりも費用を抑えられる
・承継者がいなくても購入できる
・生前に購入できるところが多い
・宗旨宗派が不問なところが多い

<納骨堂のデメリット>
・一定の契約期間を過ぎると合葬されることがある
・お墓に比べてスペースが限られているため納骨できる人数に限りがあり、遺骨が増えるたびに別途費用がかかることがある
・線香をあげる、花を供えるなどの火や水を使う供養が制限される場合がある
・お盆などには混雑する可能性がある

納骨堂の種類

一口に納骨堂といっても、以下の通りさまざまな種類があります。なお、種類や規模、運営している寺院の格などによって違いはありますが、費用は1遺骨につき50~150万円が目安となります。

・自動搬送式
遺骨は普段は収蔵庫に保管されています。参拝者が参拝室に入り、専用のカード等で手続きをすると、故人の遺骨が参拝室に自動的に運ばれてくるシステムです。当院も自動搬送式を採用しています。

・ロッカー式
扉が付いた収蔵庫の中に骨壺を安置するタイプです。収蔵庫の位置(上段、中段、下段など)によって料金が変わる場合があります。

・仏壇式
故人あるいは家ごとの仏壇が並び、そこに遺骨を保管するタイプです。多くの場合、上段に位牌や焼香具を飾り、下段に遺骨を収蔵します。「霊廟式」とも呼ばれます。

・棚式
納骨堂内の棚に骨壺を並べて保管するタイプです。

・墓石式
屋内に小さいサイズの墓石が並んでいるタイプです。墓地とよく似ていることから、「屋内墓地」「室内墓所」とも呼ばれます。

まとめ

納骨堂とは、屋内に遺骨を安置する施設をいいます。「お墓を建てるよりも費用を抑えられる」「永代供養してもらえる」「駅から近いので便利」などのメリットから、近年、その利用を検討する人が増えています。遺骨の保管方法や費用、設備などは納骨堂によって幅がありますので、購入を検討する際は見学会などに参加し、自分の目でしっかりと設備などを確認することが大切です。

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